明けましておめでとうございます


またまた、遅くなりました。12月の記録です。

みなさんからの紹介


たくさんのふしぎ』 福音館
     一昨年の9月からの全16冊が、紹介されました。その中から2冊。
2019年9月号 『一郎くんの写真』木原育子 文 沢のひとし 絵
    戦争中、兵隊に行く人のお守りがわりに、親戚や近所の人達が日の丸の旗に名前を寄せ    書きした日章旗アメリカで「一郎君へ」と書かれた日章旗が見つかります。そこに書かれた59人の名前を手がかりに、女性記者が、「一郎くん」を探して、静岡の町を走り回るお話。


2020年2月号 『極夜の探検』 角幡唯介山村浩二
   北極には、冬になると一日中太陽が昇らない極夜と呼ばれる現象があります。雪と氷と月と星、そして闇しかない北極の荒野を、探検家は命がけの旅に出ます。太陽が、どれほど人間にとって大切か。

『これなんてよむ? たべもののかんじ』すなやま えみこ さく・え ポトス出版
   ふだん目にすることが少ない、食べ物の漢字が、紹介されています。クイズ形式で、また豆知識も掲載されているので、大人も子供も楽しめそう。
『ウェン王子とトラ』 チェン・ジャンホン 作・絵 平岡敦 訳 徳間書店
   迫力のある絵。人間を憎みながらも、小さく弱いものを愛する気持ちを忘れなかった母トラ、強く心優い少年に育ち、人と獣の世界を結ぶ存在となる王子ウェン。
『しげちゃん』 室井滋長谷川義史金の星社
『あつかったら ぬげばいい』 ヨシタケ シンスケ 白泉社
   「ヘトヘトにつかれたら」「ふとっちゃったら」など、子ども、大人、おじいちゃんの様々な疑問に痛快に答えてくれる。日々疲れているお母さんにも、読んでほしい。きっと気持ちが楽になるはず。
『せかいでいちばんママがすき』あいはら ひろゆき 作 あだち なみ 絵 教育画劇

『なまえのないねこ』竹下文子 作 町田尚子 絵 小峰書店
    なまえのないねこ、だれにもなまえをつけてもらったことがない。名前をさがす猫が、欲しかったものは?

なまえのないねこ

なまえのないねこ

  • 作者:竹下文子
  • 発売日: 2019/04/25
  • メディア: 大型本
 


『にぎりめしごろごろ(こどものとも傑作集)』小林輝子 再話 赤羽末吉 画 福音館
『アリのたんけん』栗林慧 小学館
『茶聖』伊東潤 幻冬舎
千利休が信長、秀吉をどう見ていたか。

 

茶聖

茶聖

  • 作者:伊東 潤
  • 発売日: 2020/02/20
  • メディア: 単行本
 

 
新聞で取り上げられた本
『ざっそう』甲斐信枝 ぶん・え 福音館書店
『モモ』ミヒャエル・エンデ 作 大島かおり岩波書店


『ザリガニの鳴くところ』ディーリア・オーエンズ 著 友廣純 訳 早川書房
6歳の時、親に捨てられ、湿地帯で生活している主人公の少女カイア。動物学者の作者が初めて執筆した小説。アメリカの貧困や差別の問題も描かれている、ミステリー小説。読み終わると、別世界から戻ってきた感じがする。

ザリガニの鳴くところ

ザリガニの鳴くところ

 

 『宇宙の話をしよう』 小野雅裕      SBクリエイティブ株式会社

       NASAの技術者である父が、娘と語る壮大な宇宙探査の物語

宇宙の話をしよう

宇宙の話をしよう

  • 作者:小野雅裕
  • 発売日: 2020/11/20
  • メディア: 単行本